久保田烈工くぼたれっこう

時代 昭和27年〜
標準発表価格 1,050,000 円
カテゴリー 陶磁器全般
作品種別 日本工芸会・陶芸
プロフィール 熊本県出身。
久保田烈工(くぼた れっこう、1952年生)は熊本県人吉市出身の現代陶芸作家です。1978年に大阪芸術大学工芸科陶芸専攻を卒業後、自身の窯「鳥ヶ丘窯」を築き、以来45年以上にわたり白磁と青白磁を中心に制作を続けています。

作風はロクロ成形による凛としたフォルムに、線彫や象嵌を組み合わせた彫文技法を施すのが特徴です。透明感のある淡青色や純白の釉面に浮かび上がる陰影が高く評価され、現代的でありながら日本の伝統美を感じさせる作品を生み出しています。

国内外の公募展では1978年の日本伝統工芸展初入選を皮切りに毎年入選を重ね、1982年の九州・山口陶磁展では文部大臣奨励賞、2008年には西部伝統工芸展で朝日新聞社大賞、2011年には同展で日本工芸会西部支部長賞を受賞しました。2023年には日本工芸会奨励賞を受賞し、熊本県伝統的工芸品保持者にも指定されています。

近年の個展としては2019年5月に東京・柿傳ギャラリーで「久保田烈工 陶展 ―白磁にかける情熱と技―」を開催し、2024年1月には銀座第7ビルギャラリーで作陶50周年記念個展を行いました。

現在は熊本県人吉市矢黒町の「悠斗窯」を拠点に制作活動を続けており、工房見学やオーダーメイド制作は事前問い合わせが必要です。作品の市場価格は一般的に約90万円~110万円、大型作品や特注品は200万円以上になることがあります。

作品は佐賀県立九州陶磁文化館や熊本県立美術館など公的美術館にも収蔵され、日本陶芸界を代表する作家として国内外で高い評価を受けています。