渡辺湊水わたなべそうすい
時代 | 江戸時代 |
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カテゴリー | 絵画、書画,掛け軸 |
作品種別 | 絵画 |
プロフィール | 1720-1767 江戸時代中期の画家。 享保(きょうほう)5年生まれ。長崎で南蘋(なんぴん)派の画をまなび,花鳥画を得意とした。渡辺玄対(げんたい)を養子とする。明和4年8月3日死去。48歳。江戸出身。名は従。字(あざな)は周本。通称は甚蔵。画集に「辺氏画譜」。 渡辺湊水(わたなべ そうすい、享保5年/1720年–明和4年8月3日/1767年)は、江戸時代中期を代表する南蘋派(なんぴんは)の花鳥画家です。江戸生まれ。名は従(したがう)、字(あざな)は周本、通称甚蔵。父は不詳ですが、後に渡辺玄対(げんたい、文化年間活躍)の養父となりました。 ■ 学びと作風 南蘋派:長崎で渡辺崋山の師・董九如(とう きゅうじょ)や南蘋派画家に学び、中国風の細密で鮮麗な花鳥画を習得。 得意題材:花鳥山水。写実的かつ雅趣あふれる筆致で、絹本著色の掛軸や画帖に多く残しています。 画集:自身編纂の『辺氏画譜(へんしがふ)』を刊行。南蘋派画法を日本に伝える重要図譜となりました。 ■ 生涯ハイライト 1720年(享保5年)江戸生まれ。 修業期:長崎に渡り、南蘋派の技法を学ぶ。 養子:後に渡辺玄対を養子とし、門流を継承。 1767年(明和4年)48歳で死去。墓所は未詳。 ■ 主要作品と遺産 『辺氏画譜』:南蘋派花鳥図譜集。文化元年(1804)の板本も存在。 掛軸・画帖:現在、美術館・神社・個人所蔵として伝来。稀少な肉筆花鳥画はコレクター間で高評価。 ■ 評価 渡辺湊水は江戸中期において、南蘋派の細密で色彩豊かな画風を日本で最も早く本格的に紹介・普及した先駆者とされます。その作品は幕府や大名家にも愛好され、明治以降の南画復興にも大きな影響を与えました。 |