三熊花顚みくまかてん

時代 江戸時代
カテゴリー 絵画、書画,掛け軸
作品種別 絵画
プロフィール 江戸中期の画家。京都生(一説に加賀生)。名は思孝、字は海棠、別に介堂と号する。幼時より画を好み、長崎の画家大友月湖に就いて学ぶ。写生画風に長じ、殊に桜の画を得意とした。伴高蹊著『近世畸人伝』の挿絵を描き、また『続近世畸人伝』を著す。俳諧も能くした。寛政6年(1794)歿、65才。

三熊花顛(みくま かてん、1730‑1794)は、江戸時代中期から後期に京都で活躍した南蘋(なんぴん)風の日本画家です。石川県生まれ、本名は思孝(しこう)、字(あざな)は介堂、通称は主計(かずえ)。花鳥図、とりわけ桜の写生を得意とし、写実的かつ装飾的な筆致で知られます 。

略歴

項目 内容
生没年 享保15年(1730)‑ 寛政6年(1794)
出身 石川県
活動地 京都
本名 三熊思孝
字号 介堂(あだな)、主計(通称)
画派 南蘋風花鳥画(中国・沈南蘋の影響を受けた花鳥画)
画風・特色

南蘋風:沈南蘋に学んだ中国風花鳥画を基盤に、濃厚な色彩と細密描写を融合
モチーフ:桜、蝶、猿、鳥など動植物を写実的に表現
構図:余白を生かした伸びやかで装飾的な画面
主な作品と所蔵例

作品名 形式 所蔵 年代 備考
蝶類図巻 絵巻 摘水軒記念文化振興財団 寛政年間(1790頃) 南蘋風の代表作
母子猿図 掛軸 摘水軒記念文化振興財団 江戸後期 ほほえましい親子像
桜花写生図 掛軸 加島美術 — 桜の自然描写を極めた逸品
参考資料

Kashima Arts「三熊花顛」
摘水軒記念文化振興財団
British Museum “Mikuma Katen”