川崎鈴彦かわさきすずひこ
時代 | 1925年〜(大正14年) |
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標準発表価格 | 590,000 円 |
カテゴリー | 掛け軸,絵画、書画 |
作品種別 | 現代日本画家 |
プロフィール | 昭和後期-平成の日本画家。 師 小虎・魁夷 川﨑 鈴彦(かわさき すずひこ、1925年7月13日生まれ)は、東京都新宿区出身の日本画家です。父は日本画家の川﨑小虎、曽祖父は川﨑千虎、弟には同じく日本画家の川﨑春彦がいます。また、義兄は著名な日本画家の東山魁夷です。 JA.WIKIPEDIA.ORG 東京美術学校(現・東京藝術大学)在学中、太平洋戦争の影響で学徒出陣し、香川県の船舶兵特別幹部候補生隊に所属しました。終戦後、山梨県に疎開していた家族と合流し、自然の写生に励みました。1946年に復学し、1948年に卒業後は、父や義兄の指導を受けながら創作活動を続けました。 JA.WIKIPEDIA.ORG 1949年、第5回日展に「丘」を出品し初入選を果たしました。以降、日展や新日展で活躍し、1970年からは日展の審査員を務めました。1980年には「翳り」で内閣総理大臣賞を受賞しています。 JA.WIKIPEDIA.ORG 教育者としても活動し、1966年に女子美術大学の助教授、1971年に教授となり、1973年まで務めました。1984年には武蔵野美術大学の客員教授として教壇に立ち、同年にはアメリカのハーバード大学やボストン美術館附属美術学校で客員教授として日本画と水墨画を講義しました。 JA.WIKIPEDIA.ORG 1998年には松尾芭蕉の「おくのほそ道」を題材にしたシリーズを制作し、日本橋高島屋で展覧会を開催しました。このシリーズは後に市川市に寄贈され、市川市東山魁夷記念館で展示されています。 JA.WIKIPEDIA.ORG 2014年には旭日小綬章を受章し、90歳を過ぎても精力的に活動を続けています。2021年現在、日展評議員および日本美術家連盟理事を務めています。 JA.WIKIPEDIA.ORG また、義兄である東山魁夷の作品や遺産の管理にも関与しており、2004年には魁夷の絵手本を基にした書籍『東山魁夷の絵手本』の技法解説を行いました。 JA.WIKIPEDIA.ORG 川﨑鈴彦の作品は、自然の風景や四季の移ろいを繊細に描写し、その独特の画風で多くの人々に親しまれています。彼の作品は国内外の美術館やギャラリーで展示され、高い評価を得ています。 |