松林豊斎まつばやしほうさい
時代 | 昭和25年〜 |
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カテゴリー | 陶磁器全般 |
作品種別 | 伝統工芸・異色作家 |
プロフィール | 師 父猶香庵 松林豊斎(まつばやし・ほうさい、1980‑ )は、400年以上の歴史を誇る京都・宇治の茶陶「朝日焼(あさひやき)」を継承する16代当主であり、伝統と現代性を融合させた茶陶を国内外で発表する次世代の陶芸家です。 生い立ちと経歴 1980年7月、朝日焼十五世・松林豊斎の長男として京都府宇治市に生まれる 2003年3月 同志社大学法学部卒業後、日本通運に就職。翌年退社し京都府立陶工訓練校で轆轤(ろくろ)を学び、父のもとで作陶修行を開始 2015年3月 英国セントアイブスのリーチ窯(Leach Pottery)にて研鑽。 2016年6月 十六世豊斎を襲名し、高円宮妃殿下より「朝日」刻印を拝領 2018年4月 英ウェールズ国立博物館(National Museum Wales)に作品買い上げ収蔵。 2019–20年 香港政府主催「継承展」出品、米ポートランドJapanese Garden「Shokunin」展や米Nonaka‑Hill Gallery(ロサンゼルス)で個展を開催 作陶スタイルと技法 「綺麗寂び」の現代解釈 朝日焼伝統の茶陶精神「綺麗寂び」を礎に、淡い月白釉(げっぱくゆう)×白化粧×粗土による三層構造で、清朗かつ抑制された美を生み出す 主力作品:茶碗 伝統作風「鹿背(かせ)」や「紅鹿背(べにかせ)」に加え、十六世豊斎独自の月白釉流シ(金彩/銀彩)シリーズを展開。 登窯焼成 京都宇治・朝日山麓の無煙登窯「玄窯」で約1,500〜2,000点を3日間かけて焼成。選別率は1〜3割に留まり、極めて精緻な土味と窯変が作品の個性を決定する 主要展覧会・収蔵 年 イベント 会場/評価 出典 2016 十六世襲名記念展 京都高島屋/日本橋三越 2018 作品収蔵 National Museum Wales 2019 Shokunin 展 Portland Japanese Garden 2020 Solo Exhibition Nonaka‑Hill Gallery(LA) 2024 朝日焼十六世 松林豊斎 茶陶展 福岡三越 受賞・称号 高円宮妃殿下「朝日」印拝領(2016年) ウェールズ国立博物館収蔵(2018年) 朝日焼十六世襲名(2016年) 芸術的視座と影響 松林豊斎は「茶碗は宇宙」と語り、用と美が同居する茶陶の深遠さを探求。伝統を継承しつつ、自らの世代における「綺麗寂び」を追求することで、茶陶文化の新たな地平を拓いています 参考文献・リンク 朝日焼公式|十六世松林豊斎作陶紹介 |