遠藤桑珠えんどうそうじゅ

時代 1917年〜
標準発表価格 310,000 円
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 現代日本画家
プロフィール 遠藤桑珠(えんどう・そうじゅ)
1917年 山形県出身
1950年 第6回日展特選
1953年 第9回日展特選

遠藤 桑珠(えんどう そうじゅ、1917年 - 2011年)は、山形県米沢市上郷出身の日本画家です。家業の農業に従事しながら絵画を学び、20歳頃に同郷の先輩である我妻碧宇を通じて中村岳陵に師事しました。その後、院展に出品を始め、後に日展に移り、1948年の第4回日展で初入選を果たしました。1950年の第6回日展では「谷地小路風景」で特選を受賞し、1953年の第9回日展でも特選を受賞しています。
DENKOKU-NO-MORI.YONEZAWA.YAMAGATA.JP

遠藤の作品は、暖かい色調と明快な構図が特徴で、日本各地の風景や、ヨーロッパやメキシコなど海外の風土を題材にした作品を多く残しています。1976年からは日展審査員を務め、1997年には日展参与となり、団体の運営にも貢献しました。
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米沢市上杉博物館には、遠藤桑珠の作品が多数収蔵されており、2017年には生誕100年を記念した展覧会が開催されました。
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また、2012年には同館で追悼特別展示「米沢が生んだ日本画の巨星 遠藤桑珠と福王寺法林」が行われ、彼の偉大な足跡と米沢への思いが紹介されました。
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遠藤桑珠の作品は、長良川画廊のWeb書画ミュージアムでも紹介されています。
NAGARAGAWAGAROU.COM
彼の作品に興味がある場合は、これらの美術館や画廊を訪れることで、実際の作品を鑑賞することができます。