和田美之助わだみのすけ

時代 昭和16年〜
標準発表価格 380,000 円
カテゴリー 貴金属
作品種別 現代工芸家・金工作家
プロフィール 師 和田巳之助

和田美之助(わだ みのすけ)氏は、京都の伝統的な釜師の家系に属する金工作家です。​江戸時代より続くこの家系は、寺社の釣鐘や茶釜の製作で高い評価を受けてきました。​


家系の歴史:

初代 和田信濃大掾藤原国次:​京都三条釜座に居を構え、「天下一釜師」の称号を持ち、釜や釣鐘の鋳造を手掛けました。​

二代目:​1636年、知恩院の大釣鐘を鋳造するなど、大物師として活躍しました。​

九代目:​「寿茂」の号を持ち、家業を継承しました。​
十代目 和田美之助:​生年不詳–1923年、茶釜の製作を開始し、家業の幅を広げました。​
十一代目 和田美之助:​生年不詳–1902年、伝統を受け継ぎ、数々の名品を制作しました。​

十二代目 和田美之助:​1941年生まれ、歴代の技術と美意識を継承し、現在も活躍しています。​
作品の特徴:

和田美之助氏の作品は、伝統的な技法とデザインを持ち、茶道具として高く評価されています。​特に、釜鐶(かまかん)や釜環(かまわ)などの茶釜の付属品は、精緻な細工と美しい意匠が特徴です。​

作品例:

嵌金銀露草文釜鐶:​金銀を嵌め込んだ露草の文様が施された釜鐶で、共箱付きで提供されています。​

石目釜環:​石目模様が特徴的な釜環で、槌目技法が用いられています。​
評価と取引:

和田美之助氏の作品は、オークションサイトや骨董品店などで取引されており、その品質と美しさから多くの茶道愛好家やコレクターに支持されています。​例えば、嵌金銀露草文釜鐶や石目釜環などが出品され、高い評価を受けています。​

このように、和田美之助氏は京都の伝統的な釜師の技術と美意識を受け継ぎ、茶道具の分野で重要な役割を果たしています。​