丹羽勝海にわかつみ

時代 昭和13年〜
カテゴリー 漆器製品
作品種別 現代工芸家・漆芸作家
プロフィール 師 小柳

丹羽勝海(にわ かつうみ、1938年8月2日生まれ、2019年1月29日没)は、日本のテノール歌手、漆芸家、画家として多彩な才能を発揮した人物です。 ​


経歴:

神奈川県横浜市鶴見区に生まれた丹羽氏は、東京芸術大学音楽学部を卒業後、アメリカのUCLA大学院やジュリアード音楽院で研鑽を積みました。​帰国後はオペラ歌手として活躍し、「蝶々夫人」のピンカートン役など、多くの主要な役柄を演じました。​また、カウンターテナーとしても活動し、レオ・やまもと名義でコンサートを開催するなど、その音楽活動は多岐にわたりました。​


漆芸家としての活動:

音楽活動と並行して、昭和48年(1973年)から漆芸家としての道を歩み始めました。​日本文化財漆協会の会員として、伝統工芸武蔵野展奨励賞を受賞するなど、その技術と芸術性は高く評価されました。​代表作には、蒔絵箱「島影」や「夜の海」などがあり、1988年にはフランス、2001年には東京都の美術展に入選するなど、国内外でその作品が認められています。 ​


個展と作品の特徴:

銀座で開催された個展「丹羽勝海 沈黙をうたう」では、漆芸、工芸、絵画作品を発表し、多くの鑑賞者から注目を集めました。​彼の作品は、伝統的な技法を用いながらも独自の感性を取り入れたもので、その深みのある表現が特徴とされています。​


丹羽勝海氏の多才な活動は、日本の伝統芸術と音楽の融合を体現し、その功績は後世にも語り継がれています。​