津田哲司つだてつじ

時代 昭和22年〜
標準発表価格 850,000 円
カテゴリー 漆器製品
作品種別 現代工芸家・漆芸作家
プロフィール 師 父哲夫
石川県出身。

​津田哲司(つだ てつじ)氏は、石川県輪島市に拠点を置く伝統工芸士であり、輪島塗の塗師(ぬし)として活躍されています。 ​輪島塗は、木地作りから下地、塗り、蒔絵、沈金など、複数の工程をそれぞれの専門職人が担当する分業制で知られています。​津田氏は、その中でも塗りの工程を専門とし、堅牢性と美しさを兼ね備えた作品を生み出しています。​


彼の技術は高く評価されており、輪島市伝統工芸士会の会長や、日本伝統工芸士会漆部会の副会長を務めるなど、業界内での信頼も厚いです。 ​また、東京都美術館で開催された新日本美術院展で優秀賞を受賞し、伝統的工芸品産業功労者として表彰されるなど、その功績は多岐にわたります。​


津田氏の作品は、堅牢性を重視する輪島塗の特徴を活かしつつ、布着せや地の粉を用いた下地作りなど、手間と漆を惜しみなく注ぎ込んだ工程を経て制作されています。​これにより、100年保つとされる本物の輪島塗を目指しており、日常使いの道具としての優れた耐久性と美しさを追求しています。​


さらに、津田氏は「溜め塗」などの新しい表現にも取り組み、輪島塗の可能性を広げる挑戦を続けています。​彼の作品は、伝統と革新が融合した逸品として、多くの人々に愛されています。