四代徳田八十吉よんだいとくだやそきち
時代 | 1961年〜 |
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カテゴリー | 陶磁器全般 |
作品種別 | 九谷焼 作家 |
プロフィール | 徳田順子。故三代徳田八十吉の実の長女。 柳雨軒四代 日本工芸会正会員 四代 徳田八十吉(とくだ やそきち)氏は、1961年に石川県小松市で人間国宝である三代 徳田八十吉の長女として生まれました。本名は順子(じゅんこ)で、2010年に四代目 徳田八十吉を襲名し、現在に至ります。 九谷満月 彼女は青山学院女子短期大学を卒業後、NHK金沢放送局でニュースキャスターとして活動しました。その後、父である三代 徳田八十吉の秘書として世界各国を訪れ、陶芸の知識と経験を深めました。1990年には石川県立九谷焼技術研修所を卒業し、本格的に陶芸家としての道を歩み始めました。 九谷満月 四代目として、父から受け継いだ「耀彩(ようさい)」技法を基盤に、柔らかく優しい色合いを特徴とする作品を制作しています。女性ならではの感性が光る作品は、多くの人々に癒しを与え、高い評価を得ています。また、日本伝統工芸展などの展覧会にも積極的に出品し、数々の入選歴があります。 九谷満月 彼女の作品は、石川県立美術館や米国インディアナポリス美術館などに収蔵されており、国内外で高い評価を受けています。また、陶壁の制作や個展の開催など、多岐にわたる活動を展開しています。 九谷満月 四代 徳田八十吉氏は、伝統を尊重しつつも、新しい表現に挑戦し続ける姿勢で、九谷焼の未来を切り開いています。その作品は、見る者に深い感動と癒しを与え続けています。 |