水野雅之みずのまさし

時代 昭和32年〜
標準発表価格 390,000 円
カテゴリー 陶磁器全般
作品種別 現代工芸家・陶芸作家
プロフィール 岐阜県出身。

水野雅之(みずの まさし)さんは、岐阜県土岐市にある「陽山窯(ようざんがま)」の三代目当主であり、美濃焼の伝統を受け継ぐ陶芸家です。昭和32年(1957年)に焼物に関わる家系に生まれ、大阪芸術大学工芸科、多治見工業高等学校窯業専攻科、正眼短期大学禅学科で学ばれました。
美濃焼

水野さんは、志野、瀬戸黒、紫志野、織部、黄瀬戸、古美濃、美濃山など、多彩な美濃焼の技法を駆使し、作品を制作されています。特に、独自の釉薬を用いた「紫志野」は、鼠志野の独特な窯変から生まれたもので、彼のオリジナルの作品として知られています。
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その功績が認められ、令和元年(2019年)には美濃陶芸協会より「第37回 卓男賞」を受賞されました。
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また、茶道裏千家の助教授としての資格も持ち、茶陶の制作にも力を入れています。作陶40周年を迎えた2022年には、美濃陶芸協会ギャラリーや名古屋市東区のギャラリー碗[one]で記念の茶陶展を開催し、夏茶碗など約130点の作品を展示されました。
美濃焼

水野さんの作品は、伝統的な技法と独自の創意工夫が融合したものであり、茶道具や日常使いの器として多くの人々に愛されています。また、土岐市のふるさと納税の返礼品としても提供されており、地元への貢献も積極的に行っています。
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さらに、Instagramでも作品や活動の様子を発信されており、最新の情報や作品を見ることができます。
INSTAGRAM

水野雅之さんの作品や活動に関する詳細は、陽山窯の公式ウェブサイトや美濃焼伝統工芸品協同組合のウェブサイトでご覧いただけます。