武用君彦ぶようきみひこ

時代 昭和22年〜
標準発表価格 660,000 円
カテゴリー 陶磁器全般
作品種別 現代工芸家・陶芸作家
プロフィール 岡山県出身。

武用君彦(ぶよう きみひこ)氏は、1947年に岡山県備前市香登で生まれた備前焼の陶芸家です。父親は初代備前市市長であり、曾祖父の西村杏翁は滋賀県長浜で湖東焼を創始した人物として知られています。
豆友会

同志社大学在学中から陶芸の道を志し、その後、無形文化財である二代目藤原楽山氏に師事しました。1978年には岡山県瀬戸内市長船町に窯を築き、独立。以降、国内外で個展を開催し、パリ、バルセロナ、ニューヨーク、北京などの美術展にも出品しています。
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1984年には高松宮宣仁親王殿下や三笠宮寛仁親王殿下に大壷を献上するなど、その技術と芸術性が高く評価されています。2000年には北京市対外友好協会会館で落成記念個展を開催し、翌年には北京市国立首都博物館や天津市芸術博物館でも個展を行いました。さらに、2006年にはアメリカ合衆国商務省認可のもと、ニューヨーク州に「BUYO BIZEN Arts」を設立し、国際的な活動を展開しています。
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武用氏の作品は、伝統的な備前焼の技法を継承しつつも、独自の創意工夫を加えたもので、多くの美術愛好家やコレクターから支持を受けています。彼の作品や活動に関する詳細は、岡山県備前焼陶友会の公式ウェブサイトでご覧いただけます。