渋草柳造しぶくさりょうぞう
時代 | 昭和21年〜 |
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標準発表価格 | 740,000 円 |
カテゴリー | 陶磁器全般 |
作品種別 | 現代工芸家・陶芸作家 |
プロフィール | 岐阜県出身。 渋草柳造(しぶくさ りゅうぞう)は、岐阜県飛騨高山に伝わる伝統的な陶芸「渋草焼」の名跡であり、初代から七代目まで続いています。その歴史は江戸時代末期の天保12年(1841年)に遡り、尾張から陶工・戸田柳造を招いて「渋草ヶ丘」に半官半民の窯が開かれたことに始まります。地元で良質な陶石が発見され、加賀九谷から絵付師を招いて五彩や南京赤絵、古染付写しなどの作品を制作し、「飛騨九谷」として全国に知られるようになりました。 ボンサイ しかし、初代戸田柳造の没後(1865年)や江戸幕府の終焉(1867年)により、一時衰退を余儀なくされました。その後、明治11年(1878年)に地元有志が経営を引き継ぎ、「芳国社(後に芳国舎)」として再興。パリ万博への出品などで世界的な知名度を獲得しました。明治18年(1885年)には、「芳国社」の熟練工であった松山惣兵衛が二代目戸田柳造を襲名し、「渋草柳造窯」として新たな渋草焼の世界を築いていきました。 ボンサイ 現在の七代目渋草柳造は、伝統を守りつつも新たな挑戦を続けています。例えば、「bobo」という陶器のフィギュアを制作し、伝統の技術を活かしながらも現代的な感性を取り入れた作品を発表しています。この「bobo」は、中国の兵馬俑や飛騨のさるぼぼをモチーフにしており、釉薬の掛け分けや掛け重ねなどの高度な技術が用いられています。 HIDA-ST.COM 渋草柳造窯では、釉薬をすべてオリジナルで数百種類作成し、保存しています。また、胎土には歴代飛騨の土を使用し、粘土や釉薬の原料としての土、木灰、鉱物にまでこだわりを持っています。 ボンサイ 渋草柳造の作品は、伝統的な技法と現代的なデザインが融合した独自の美しさを持ち、多くの人々から高い評価を受けています。 |