曾我紹仙そがしょうせん
時代 | 室町時代 |
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カテゴリー | 掛け軸,絵画、書画 |
作品種別 | 絵画 |
プロフィール | ?-? 戦国時代の画家。 越前(えちぜん)(福井県)の人。曾我蛇足(じゃそく)の子とされる。京都を中心に大永(たいえい)-天文(てんぶん)(1521-55)のころ活躍,兵部墨渓(ひょうぶ-ぼっけい)や周文の流れをくむ水墨画をえがく。「一休宗純像」「山水図」などで知られる。通称は兵部。 曾我紹仙(そが しょうせん)は、日本の室町時代後期から戦国時代初期にかけて活躍した画家で、曾我派の第三代にあたります。父は曾我宗丈(そうが そうじょう)で、曾我派の第二代を継承しました。1523年(大永3年)には「山水図」を制作しており、この作品は現在、根津美術館に所蔵されています。 SHOGA.INFO 曾我派は、中国風の画風を特徴とする画派で、室町時代中期から江戸時代初期にかけて活動しました。初代の曾我墨渓(そが ぼっけい)は、天章周文に師事し、主に大徳寺で活動しました。曾我紹仙の後も、曾我宗誉(そうが そうよ)、曾我紹祥(そうが しょうしょう)、曾我直庵(そうが ちょくあん)などが曾我派を継承し、その画風を発展させました。 SHOGA.INFO 曾我紹仙の作品は、南宋画の影響を受けた力強い筆致が特徴であり、曾我派の画風の基礎を築いたとされています。彼の「山水図」は、当時の日本絵画における中国風景画の影響を示す貴重な作品として評価されています。 |