北口夢石きたぐちむせき

時代 大正12年〜
標準発表価格 860,000 円
カテゴリー 陶磁器全般
作品種別 現代工芸家・陶芸作家
プロフィール 陶芸作家。茶道石州流眞派家元。華道未生流一宗会家元
大正12年京都府生まれ。現在、奈良の天理に窯(大和龍王窯)を開いている
社団法人大阪工芸協会会員、天理市芸術協会工芸部理事、 東大阪工芸協会会員、日本新工芸家連盟近畿会会員、昭和美術会会友、 IFA国際美術協会委員、新日本美術協会会員、日府展工芸部元評議員
日府展・大阪府知事賞、大阪市教育委員会長賞、秋華賞受賞、東大阪工芸展・奨励賞2回、 工芸協会賞他受賞、日本美術選賞・芸術グラフ賞受賞、サロン・ド・パリ賞受賞、 昭和美術会展・会友秀作賞受賞、'95第17回IFA美術展・亜東関係協会賞受賞、 '95第19回新日美展・東京都知事賞受賞、全関西美術展入選、新匠工芸会展入選、 亜細亜現代美術展入選、日本新工芸展入選、京展入選

北口夢石氏は、「大和龍王窯」を代表とする陶芸家で、伝統的な日本茶道具や日常使いの器を手がけながら、その独自の美意識と技法で多くのファンやコレクターに支持されています。以下、彼の経歴や作風、活動内容について詳しくご紹介します。

経歴と活動
窯とブランドについて
北口夢石氏は「大和龍王窯」として知られる窯を拠点に活動しており、同窯の名前が彼の作品に刻まれていることから、ブランドとしても認知されています。FacebookなどのSNSでは、彼自身の作陶活動はもちろん、教室やワークショップなどを通じた陶芸教育の取り組みも紹介されており、技術伝承や地域との交流にも力を入れている様子が伺えます
FACEBOOK.COM

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活動の現状
現在も定期的にオークションやオンラインマーケット(Yahoo!オークション、メルカリ、Amazonなど)で彼の作品が出品され、茶碗やその他の茶道具として高い評価を得ています。彼の作品は、古美術としての側面も持ち合わせ、経年変化を楽しむ趣向のある方々にも人気です。
作風と技法
伝統美と革新の融合
北口夢石氏の作品は、伝統的な茶道具としての機能美を大切にしながらも、独自の色彩感覚や形状で新しい表現を追求しています。例えば、赤楽茶碗や抹茶茶碗といったアイテムには、織部焼らしい温かみや落ち着いた色合いが見受けられ、古来の技法を現代風に昇華させる試みが感じられます。
釉薬の表現
彼の作品に用いられる釉薬は、時に「共箱」や「共布」といった伝統的な付属品とともに仕上げられ、各作品ごとに微妙な色の差や質感の違いが楽しめるのも特徴です。これにより、同じシリーズの中でも一点一点異なる個性が際立っています。
市場での評価と流通
オークション・マーケットでの取引
北口夢石氏の作品は、Yahoo!オークションやメルカリ、Amazonなどのオンラインプラットフォームで取引され、その価格帯は作品の種類や状態によって幅があります。例えば、茶道具としての茶碗や抹茶茶碗は、数千円から数万円程度で落札されることが多く、古美術としての価値も認められています
PAGE.AUCTIONS.YAHOO.CO.JP

JP.MERCARI.COM
コレクターズアイテムとして
また、彼の作品はその希少性と伝統的な美しさから、コレクターの間でも高い評価を受けています。出品者によっては、チャリティーオークションでの落札例もあり、作品の保存状態や経年変化を楽しむ視点が評価されています。
総じて、北口夢石氏は大和龍王窯を拠点に、伝統と革新を融合させた陶芸作品を生み出し、茶道具や日常の器としての美しさを追求する陶芸家です。彼の作品は、技術の高さと独自の表現力で、現代の陶芸シーンにおいても確固たる地位を築いており、今後の活動や展覧会にも大いに注目が集まっています。