常岡幹彦つねおかけんいち

時代 1930年〜
標準発表価格 110,000 円
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 現代日本画家
プロフィール 常岡幹彦(つねおか・みきひこ)
1930年 兵庫県出身

常岡 幹彦(つねおか みきひこ、1942年 - 2015年)は、兵庫県丹波市柏原町出身の日本画家です。父は東京美術学校の教授であった常岡 文亀(つねおか ぶんき)氏で、彼の影響を受けて日本画の道を志しました。

経歴と活動

常岡氏は、東京芸術大学日本画科を卒業後、同大学院に進学し、1969年に修了しました。その後、東京美術学校の教授であった父の存在を意識しながら、端正な花鳥画を得意とし、次第に山水画や風景画へと傾斜しました。後に集団から離れ、雄大な風景画を専らとする独自の画境を開拓しました。2012年には大作「幽心」を発表し、2015年7月にこの世を去りました。

主な作品と展示

常岡氏の作品は、晩年の大作や丹波に残された作品が多く、下書きなども含めて展示されています。2017年1月14日から3月12日まで、丹波市立植野記念美術館で「常岡幹彦展-彩と玄のあいだ-」が開催され、彼の足跡を辿る展示が行われました。また、彼の作品はオークションやギャラリーでも取り扱われ、その芸術性が高く評価されています。

評価と影響

常岡氏の作品は、雄大な風景画を中心に、自然の美しさを巧みに表現しています。彼の作品を通じて、その独特の世界観や技法を感じ取ることができます。また、彼の作品はオークションやギャラリーでも取り扱われ、その美しさと技術の高さが多くの人々に親しまれています。