加藤令吉かとうれいきち

時代 昭和28年〜
標準発表価格 2,000,000 円
カテゴリー 陶磁器全般
作品種別 現代工芸家・陶芸作家
プロフィール 愛知県出身。

加藤令吉(かとう れいきち)は、1953年6月17日生まれの現代陶芸家で、瀬戸市を拠点に活躍されています。22代にわたって続く加藤家の陶業の伝統を受け継ぎながらも、革新的な表現や技法を追求し、国内外で高い評価を得ています。

生い立ちと背景
家業の伝統と環境
加藤令吉さんは、慶長時代から続く加藤家の22代目として、瀬戸市で生まれ育ちました。家業として陶芸に関わる環境で育ったことが、彼の芸術的感性の形成に大きく影響しています。
芸術への転機
大学時代、彫刻作品に触れることで「土」の持つ可能性に気づき、陶芸の道へ進むきっかけとなりました。これ以降、情熱をもって作陶に取り組み、独自の表現を追求してきました。
活動と受賞歴
展覧会での実績
24歳頃から個展を開催し、日展(日本展)などの主要な展示会に参加。多くの展覧会で高い評価を受け、作品の個性と技術が注目されています。
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多数の賞の受賞
令和元年度の東海テレビ文化賞や、令和2年文化庁主催工藝2020「自然と美のかたち」への招待出品、日展会員賞、特選受賞、内閣総理大臣賞など、数々の賞を受賞し、現代陶芸界の一角を担う存在として認知されています。
SETO-TOUGEIKYOUKAI.JP
作品の特徴
伝統と革新の融合
古典的な釉薬を用いた伝統技法を守りつつ、独自の実験的なアプローチも取り入れています。たとえば、独特な色使いや、青や紫の釉薬、時には金箔を施すなど、作品に独自の輝きを与えています。
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個性的なフォルム
作品には、伝統的な形状にとらわれず、現代的な感覚と個性を感じさせるフォルムが多く見受けられます。これにより、古くからの瀬戸陶芸の伝統を現代に生かす新たな表現が実現されています。
教育活動と地域貢献
後進の育成
加藤令吉さんは、東海学園大学や名古屋造形大学で客員教授を務め、若手陶芸家の指導にも力を入れています。彼の豊富な経験と技術は、次世代の陶芸家たちにとって貴重な学びの場となっています。
地域文化の発展への寄与
瀬戸市という、歴史と伝統を誇る陶芸の聖地に根ざし、地域の文化振興にも積極的に関わっています。瀬戸陶芸協会の会長として、地域の陶芸家同士の交流や、伝統の継承・発展にも貢献されています。
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まとめ
加藤令吉さんは、伝統を大切にしながらも革新を続けることで、現代陶芸の新たな可能性を示している作家です。彼の作品は、技術と美意識の融合により国内外で高い評価を受けるとともに、教育活動や地域文化の発展にも大きく寄与しています。これからもその独自の視点と技術で、陶芸界に新たな風を吹き込むことが期待されています。