大樋年朗おおひとしろう
時代 | 昭和2年〜 |
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標準発表価格 | 6,000,000 円 |
カテゴリー | 陶磁器全般 |
作品種別 | 現代工芸家・陶芸作家 |
プロフィール | 十代長左衛門 十代大樋長左衛門(おおひ ちょうざえもん)、本名・大樋年朗(おおひ としろう、1901年~1986年)は、日本の著名な陶芸家であり、大樋焼の伝統を守り続けた人物です。彼は九代大樋長左衛門の長男として生まれ、家業である大樋焼の技術と精神を受け継ぎました。 生涯と業績 生誕と家系 1901年、石川県金沢市にて九代大樋長左衛門の長男として生まれました。大樋家は江戸時代から続く陶芸の名門であり、初代大樋長左衛門が加賀藩主・前田綱紀の招きで金沢に移り住み、大樋焼を創始しました。 大樋焼の継承と発展 年朗は、父である九代長左衛門から大樋焼の技術と伝統を学び、後に十代長左衛門を襲名しました。彼は伝統的な技法を守りつつも、新しい表現や技術の導入にも積極的であり、大樋焼の芸術性と実用性を高めることに尽力しました。 文化勲章の受章 その功績が認められ、年朗は日本の文化勲章を受章しました。これは日本の文化・芸術分野で顕著な功績を残した人物に贈られる最高の栄誉であり、彼の陶芸界における地位と影響力を示しています。 作品と特徴 代表作 年朗の作品は、伝統的な大樋焼の技法を基盤としながらも、独自の創意工夫が光るものが多いです。特に、飴釉(あめゆう)や黒釉(こくゆう)を用いた茶碗や花器などが知られています。これらの作品は、温かみのある質感と深みのある色合いが特徴で、多くの茶人や陶芸愛好家から高い評価を受けています。 作風の特徴 彼の作風は、手捏ねによる柔らかな形状と、釉薬の自然な流れを活かした美しさが特徴です。また、茶道具としての機能性と美的価値を両立させた作品作りを心掛けており、そのバランス感覚が高く評価されています。 後継者と現在 十一代大樋長左衛門(年雄) 年朗の長男である年雄氏は、1958年に金沢市で生まれました。ボストン大学大学院で美術学修士号(M.F.A.)を取得し、伝統を受け継ぎつつも国際的な視野を持つ陶芸家として活躍しています。彼は、金沢駅構内のデザインや観光バスのプレミアムデザインなど、多岐にわたるプロジェクトにも参画し、大樋焼の新たな可能性を追求しています。 PR TIMES 大樋美術館 大樋家の歴史と作品を展示する大樋美術館は、金沢市に位置し、多くの来訪者に大樋焼の魅力を伝えています。 OHIMUSEUM.COM 十代大樋長左衛門・大樋年朗は、伝統を守りつつも革新を追求し、大樋焼の魅力を広めた陶芸家として、その名を後世に伝えています。 |