大河原隆則おおかわらたかのり
時代 | 昭和39年〜 |
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標準発表価格 | 3,000,000 円 |
カテゴリー | 彫刻 |
作品種別 | 現代彫刻家 |
プロフィール | 師 白沢菊夫・佐藤忠良 宮崎県出身。 大河原隆則(おおかわら たかのり、1964年2月生まれ)は、日本の彫刻家であり、画家としても活動しています。宮崎県で生まれ、福島県で育ちました。父方は田村郡の庄屋、母方は会津の下級武士の家系です。国立福島大学教育学部美術科彫刻専攻を卒業し、白沢菊夫氏や佐藤忠良氏に師事しました。現在、福島県郡山市に在住しています。 彼の作品は、人物を主なモチーフとし、石、木、FRP、樹脂粘土、セメント、石膏、ブロンズなど多様な素材を使用しています。特に頭像や胸像を多く制作し、モデルを使わずに制作することが多いです。全身像では、人体の比例に重きを置き、失われたポリュクレイトスのカノン比を現代に再現しようと試みています。近年では、抽象的な作品にも取り組んでいます。 大河原氏は、福島大学在学中から公募展に積極的に参加し、全日本美術協会展で会友推挙を受け、新制作展や自由美術展などでも入選を重ねました。2006年には、ドイツの「クンスト・イン・ハイデルベルク賞」や、マルタ国の「観光文化大臣賞」を受賞するなど、国内外で高い評価を得ています。また、作品は学校や美術館、個人などに収蔵されています。 彼は統合失調症を患いながらも、精神的・身体的な困難と向き合い、制作活動を続けています。その情熱と努力は、多くの人々に感動を与えています。 |