岩澤重夫いわさわしげお

時代 1927〜2009年
標準発表価格 1,000,000 円
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 現代日本画家
プロフィール 岩澤 重夫(いわさわ しげお)は、日本の画家、日本芸術院会員、文化功労者。

岩澤 重夫(いわさわ しげお、1927年11月25日 - 2009年11月7日)は、日本の日本画家であり、その独特の風景画で知られています。彼の作品は、繊細な筆致と豊かな色彩で日本の自然美を表現しています。

略歴

1927年:大分県日田市豆田町に生まれる。
1947年:京都市立美術専門学校(現・京都市立芸術大学)に入学。
1951年:在学中に第7回日展に「罌粟」が初入選。
1952年:京都市立美術専門学校を卒業。
1954年:堂本印象に師事し、東丘社に入塾。
1960年:第3回新日展で「堰」が特選を受賞。
1961年:第4回新日展で「晨暉」が再び特選を受賞。
1985年:第17回日展に「氣」を出品し、文部大臣賞を受賞。
1993年:「渓韻」で日本芸術院賞を受賞。
2000年:日本芸術院会員に選ばれる。
2009年:文化功労者に選出。同年11月7日、肺炎のため81歳で逝去。
作風と業績

岩澤の初期の作品は、抽象表現を取り入れた実験的なものでしたが、次第に写実的な風景画へと移行しました。特に、故郷である耶馬溪の豊かな自然を描いた作品が多く、その緑豊かな風景描写から「翠の風景画家」と称されました。

また、金閣寺(鹿苑寺)客殿の障壁画63面を手掛けるなど、大規模な作品も制作しました。この障壁画は、構想から完成までに5年を費やし、彼の遺作となりました。

主な作品

「天響水心」:耶馬溪の奔流を描いた大作。
「氣」(1985年):文部大臣賞受賞作。
「渓韻」(1993年):日本芸術院賞受賞作。
岩澤重夫の作品は、現在も多くの美術館や展覧会で鑑賞することができ、その独特の画風と深い情感は、多くの人々に親しまれています。