巨勢有康こせのともやす
時代 | 鎌倉時代 健武 |
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カテゴリー | 掛け軸,絵画、書画 |
作品種別 | 絵画 |
プロフィール | ?-? 鎌倉-南北朝時代の画家。 巨勢光康(みつやす)の次男で,有家(ありいえ)の弟とされる。作品に元応元年(1319)の「高野大師行状図画」がある。 巨勢有康(こせ の ともやす)は、鎌倉時代から南北朝時代にかけて活躍した日本の画家であり、巨勢派の一員です。彼は巨勢光康(こせ の みつやす)の次男で、兄に巨勢有家(こせ の ありいえ)がいます。1319年(元応元年)に制作された「紙本著色高野大師行状図」は、彼の代表作として知られています。 BUNKA.NII.AC.JP 「紙本著色高野大師行状図」は、弘法大師(空海)の生涯を描いた全10巻からなる絵巻物で、各巻の詞書は源国資(みなもと の くにすけ)など複数の筆者によって書かれています。この作品は、兵庫県神戸市東灘区の白鶴美術館に所蔵されており、1986年に重要文化財に指定されました。 BUNKA.NII.AC.JP 巨勢派は、平安時代初期から室町時代にかけて続いた絵師の一族で、大和絵の祖とされる巨勢金岡(こせ の かなおか)を始祖としています。巨勢有康もこの伝統を受け継ぎ、宗教的な題材を中心に作品を制作しました。 ウィキペディア 巨勢有康の作品は、繊細な筆致と豊かな色彩が特徴で、当時の宗教美術の重要な一翼を担っていました。彼の作品は、後世の絵師たちにも影響を与え、日本美術史において貴重な遺産となっています。 |