巨勢有行こせのともゆき
時代 | 鎌倉時代 |
---|---|
カテゴリー | 掛け軸,絵画、書画 |
作品種別 | 絵画 |
プロフィール | ?-? 鎌倉時代の画家。 源慶(げんけい)の孫で,巨勢有久(ともひさ)の父といわれ,文応-弘安(こうあん)(1260-88)のころの人という。掃部助(かもんのすけ)。 巨勢有行(こせ の ありゆき/ともゆき)についての詳細な情報は限られています。彼は鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活動した巨勢派の絵師であり、壱岐守の官位を持っていました。巨勢派の系図によれば、巨勢有行は巨勢有久(こせ の ありひさ)の父であり、巨勢行忠(こせ の ゆきただ)の祖父とされています。 コトバンク 巨勢有行の具体的な作品や業績に関する記録は少なく、詳細は明らかになっていません。しかし、彼の子である巨勢有久は、正中2年(1325年)に東寺の大仏師職に任命され、元弘4年(1334年)には東寺西院の「両界曼荼羅」を描いたとされています。 コトバンク 巨勢派は、大和絵の祖とされる巨勢金岡(こせ の かなおか)を始祖とする絵師の一派であり、平安時代から鎌倉・南北朝時代にかけて活躍しました。巨勢有行も、この伝統を受け継いだ絵師の一人と考えられます。 |