詫磨栄賀たくまえいが

時代 鎌倉時代 正和
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 日本画
プロフィール 生年:生没年不詳
南北朝ごろの詫磨派最末期の画家。詫磨長賀の子といわれる。宋元仏画風の作画を主としたが,当時としてはすでに守旧的といえる。「栄賀」の印章や,「詫磨法眼栄賀筆」ないし「詫磨栄賀筆」の落款のある作品に,応永2(1395)年に性海霊見が賛を書いた「柿本人麻呂像」(常盤山文庫蔵),「十六羅漢像」(藤田美術館蔵),「不動明王二童子像」(静嘉堂文庫美術館蔵),「布袋図」(個人蔵)などが知られているが,作品の真偽も含めて,その実像は明らかになっていない。