土佐光顕とさのみつひさ

時代 鎌倉時代
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 日本画
プロフィール ?-? 南北朝時代の画家。
土佐光正(みつまさ)(一説に高階隆兼(たかしな-たかかね))の子。宗家をつぎ,絵所預(えどころあずかり)となる。貞和(じょうわ)(1345-50)ごろの人という。

土佐光顕(とさ みつあき、生年不詳 - 没年不詳)は、南北朝時代の画家で、土佐派の第6世にあたります。父は土佐光正(みつまさ)で、一説には高階隆兼(たかしな たかかね)とも言われています。光顕は、土佐派の宗家を継ぎ、絵所預(えどころあずかり)として活躍しました。
コトバンク

主な作品と特徴:

「弥陀三尊来迎図」:光顕の代表作で、浄土宗の教義に基づき、阿弥陀如来と二菩薩を描いた作品です。この作品は、後に木版画として復刻され、広く親しまれています。
「直幹申文草子」:直幹申文の物語を描いた絵巻で、光顕の筆と伝えられています。詳細な内容は不明ですが、南北朝時代の絵巻物として貴重な資料となっています。
土佐光顕の作品は、南北朝時代の絵画における重要な位置を占めており、後世の絵師たちに多大な影響を与えました。特に「弥陀三尊来迎図」は、浄土宗の教義を視覚的に表現した名作として評価されています。