巨勢光康こせのみつやす

時代 鎌倉時代
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 絵画
プロフィール ?-? 鎌倉時代の画家。
奈良興福寺の大乗院家につかえた巨勢永有(ながもち)の子とされるが,巨勢氏系図には記載がない。

巨勢光康(こせの みつやす、生年不詳 - 没年不詳)は、鎌倉時代の画家で、巨勢派の第13世にあたります。本姓は紀氏で、奈良興福寺の大乗院家に仕官していました。父は巨勢永有(こせの ながもち)で、巨勢派の第12世として知られています。

主な作品と特徴:

「地蔵尊霊験絵巻」:巨勢光康の代表作で、地蔵菩薩の霊験を描いた絵巻です。本絵巻の賛詞は卜部兼好によるもので、鎌倉時代の絵巻物として高い評価を受けています。
巨勢光康の作品は、鎌倉時代の絵画における重要な位置を占めており、後世の絵師たちに多大な影響を与えました。特に「地蔵尊霊験絵巻」は、地蔵菩薩の霊験を視覚的に表現した名作として評価されています。