法印豪信ほういんごうしん
時代 | 鎌倉時代 |
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カテゴリー | 掛け軸,絵画、書画 |
作品種別 | 絵画 |
プロフィール | ?-? 鎌倉-南北朝時代の画家。 藤原為信(ためのぶ)の子。藤原隆信を祖とする似絵(にせえ)(肖像画)の名家をつぐ。暦応(りゃくおう)元=延元3年(1338)の「花園天皇像」や父のあとをうけてえがきついだ歴代の天皇や摂関家の人々の肖像画などが現存する。天台僧で,法印の位をあたえられた。 法印豪信(ほういん ごうしん、生年不詳 - 没年不詳)は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍した画僧で、似絵(にせえ)画家として知られています。彼は藤原信実の子孫で、父は藤原為信です。豪信は、似絵の家系の最後の画家として、その技術を継承しました。 コトバンク 主な作品と特徴: 「花園天皇像」:豪信の代表作で、長福寺に所蔵されています。この肖像画は、花園天皇が自らの容貌を「予の陋質」と表現し、豪信に依頼して描かせたものです。細い線を重ねて面貌を描く技法が特徴で、似絵の代表作とされています。 コトバンク 「大臣影図巻」:豪信が制作したとされる大臣の肖像画集で、摂関家や大臣たちの面貌を描いたものです。この作品は、豪信の技術とその時代の肖像画の特徴を知る上で重要な資料となっています。 コトバンク 豪信の作品は、細線を重ねて人物の面貌を捉える技法が特徴で、鎌倉時代末期から南北朝時代の肖像画の発展に大きな影響を与えました。彼の作品は、後世の画家たちに多大な影響を与え、似絵の技術の継承と発展に寄与しました。 |