土佐行光とさゆきみつ

時代 鎌倉時代
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 絵画
プロフィール ?-? 南北朝時代の画家。
文和(ぶんな)元=正平(しょうへい)7年(1352)絵所預(えどころあずかり)となる。従四位上,越前守(えちぜんのかみ)。「地蔵験記絵巻」「十王図」などをかいたとされる。明徳元=元中7年(1390)子の光重(みつしげ)が絵所預となっており,このころ死去したとおもわれる。本姓は藤原。

土佐行光(とさ ゆきみつ、生年不詳 - 没年不詳)は、南北朝時代の画家で、土佐派の初代として知られています。本姓は藤原氏で、従四位上、越前守を歴任しました。また、絵所預(えどころあずかり)としても活躍し、宮廷や幕府での絵画制作に携わりました。

主な作品と特徴:

「地蔵験記絵巻」:地蔵菩薩の霊験を描いた絵巻で、行光の作と伝えられています。
「十王図」:十王信仰に基づく絵画で、行光の作品とされています。
行光の作品は、明るい彩色と柔和な人物表現が特徴で、後の土佐派の基盤を築きました。彼の子、土佐光重も絵所預として活躍し、土佐派の発展に寄与しました。