綿引道郎わたびきみちお

時代 昭和17年〜
標準発表価格 5,300,000 円
カテゴリー 彫刻
作品種別 現代彫刻家
プロフィール 東京都出身。

綿引道郎(わたびき みちお)氏は、1942年生まれの日本の彫刻家です。東京都豊島区で生まれ、幼少期から父で木彫家の綿引司郎氏や、叔父で彫刻家の晝間弘氏のアトリエに出入りし、彫刻に親しんでいました。中学生の頃に『ロダンの言葉』を読み、彫刻家を志すようになりました。

その後、東京藝術大学および同大学院で彫刻と鍛金を学び、素材として鉄を用い、禅の思想をテーマとした作品制作からキャリアをスタートさせました。近年では、銅の柔らかさを活かした作品も手掛けています。

彼の作品は国内外で高く評価されており、1988年と1990年にはロダン大賞展で特別優秀賞を受賞。2001年には第2回桜の森彫刻コンクールで大賞、2002年には第87回二科展で文部科学大臣賞を受賞するなど、多くの賞を獲得しています。また、二科会の評議委員や広島市立大学の名誉教授としても活躍しています。

綿引氏は、東京都葛飾区立金町小学校および金町中学校の卒業生であり、同区との関わりも深いです。区立中央図書館の入口には、彼の作品である「勤勉像」が展示されています。この像は、学ぶことの大切さを象徴しており、多くの来館者に親しまれています。

彼の作品は、詩人や家族など人間の温かみを感じさせるテーマが多く、見る者の心に深い印象を与えます。また、鍛金技法を駆使した独特の質感やフォルムが特徴で、国内外の展覧会やパブリックアートとして広く展示されています。

綿引道郎氏の作品は、日々の生活や人々の営みを温かく見つめ、その本質を捉えた表現が魅力です。これからも多くの人々に感動を与え続けることでしょう。