杉原元人すぎはらげんじん

時代 1912〜2009年
標準発表価格 390,000 円
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 現代日本画家
プロフィール 杉原元人(すぎはら げんじん)は日本画家。

杉原 元人(すぎはら げんじん、1912年 - 2009年)は、日本の日本画家であり、日展参与や審査員を務め、数々の受賞歴を持つ著名な画家です。三重県鳥羽市出身で、主に風景画を中心に活動し、特に群青色の墨を用いた独特の表現で知られています。

略歴

1912年:三重県鳥羽市に生まれる。
1946年:川端画学校を卒業後、児玉希望に師事。
1956年:第12回日展で特選を受賞。
1960年:第3回日展で再び特選を受賞。
1968年:第11回日展で菊華賞を受賞。
1993年:第25回日展で文部大臣賞を受賞。
2009年:97歳で逝去。
受賞歴と栄誉

杉原元人は、日展において特選を2回、菊華賞、文部大臣賞など多くの賞を受賞しています。また、皇室に作品「瀬波の海」を献上したことでも知られています。さらに、勲四等瑞宝章や紺綬褒章などの栄誉も受けています。

作風と業績

杉原元人の作品は、群青色の墨を用いた風景画が特徴で、特に富士山などの雪山を墨の濃淡で表現した迫力ある作品が多くの人々に感動を与えています。その独特の色彩感覚と繊細な描写は、高く評価されています。

主な作品

「上高地」:上高地の美しい風景を描いた作品で、穏やかで暖かな自然の雰囲気が感じられます。
NOMURAKAKEJIKU.JP
「妙義煙雨」:妙義山を題材にした作品で、群青色の墨を用いて描かれています。
「鮎」:鮎を描いた掛軸作品で、繊細な筆致が特徴です。
K-IPPUKU.COM
杉原元人の作品は、現在も多くの美術館やギャラリーで鑑賞することができ、その独特の画風と深い情感は、多くの人々に親しまれています。