細谷達三ほそやたつぞう

標準発表価格 125,000 円
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 現代日本画家
プロフィール 細谷 達三(ほそや たつぞう)氏は、明治39年(1906年)に群馬県で生まれた日本画家です。初号は「東紅(とうこう)」で、後に「達三」と改めました。山口蓬春に師事し、東京美術学校を卒業後、日展会友として活躍されました。主に花鳥画や風景画を手掛け、その繊細な描写と色彩感覚で知られています。

彼の作品の一つに「待春」があり、これは春の訪れを待つ情景を描いた掛け軸です。絹本に肉筆で描かれ、象牙の軸先が用いられています。
一般財団法人 日本航空協会

また、細谷氏は東京美術学校在学中、田中一村(当時は田中孝)と同級生であり、共に才能を認め合っていました。大正9年(1920年)にイタリアの飛行士がローマから東京までの飛行を成功させた際、東京市の小学生たちが記念帖を制作し、その中に細谷氏の壺の図案が収められています。
一般財団法人 日本航空協会

細谷達三氏の作品は、現在も掛け軸専門店などで取り扱われており、その美しい描写は多くの人々に評価されています。