久保孝久くぼたかひさ

時代 昭和25年〜
標準発表価格 105,000 円
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 現代日本画家・院展系
プロフィール 久保 孝久 Takahisa Kubo

昭和25年埼玉生まれ。埼玉県北展・県西展各知事賞、埼玉県展審査委員、ACH大賞展優秀賞、院展入選24回 外務省買上2回。興人会展(東京・田中八重洲画廊にて11月開催)、 デパート三人展4回、画廊個展8回、画廊5人展5回。平成16年埼玉伝統工芸会館企画展。平成19年 東松山市営ギャラリーにて回顧展。平成24年 埼玉院展作家展出品。平成25年 小磯良平大賞展。現在、日本美術院特待。
風景が季節や時間の中で見せる表情を表現したいと思っている

久保孝久(くぼ たかひさ)氏は、1950年に埼玉県で生まれた日本画家です。1973年に埼玉大学教育学部美術科を卒業後、日本画家の大野百樹氏に師事し、1999年からは西田俊英氏の指導も受けています。その後、県展や日本美術院展などに出品し、数々の賞を受賞しながら画歴を積み重ねてきました。

30代では滝をテーマに、関東・関西にある滝を描くことに熱中し、40代以降は高原の道とそこに残る雪に魅了され、現在も続くテーマとして描いています。また、海の波の美しさに心を打たれ、千葉県鴨川に取材した作品も残しています。常に自然と向き合い、静けさの中にも僅かな時間の流れ、空気の変化をつぶさに捉えながら、それを画面に表現しています。

彼の作品は、埼玉県内の美術館やギャラリーで展示され、多くの人々に親しまれています。また、著書として『墨絵入門 伝統の技とこころ』や『花の写生画 鉛筆淡彩・自然と向き合う』などがあり、日本画や水墨画の技法を広く紹介しています。

現在も日本美術院特待として、精力的に制作活動を続けています。