村岡貴美男むらおかきみお

時代 昭和41年〜
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 現代日本画家・院展系
プロフィール 1966年 京都府出身
2000年 東京芸術大学大学院美術研究科(日本画)博士後期課程満期退学
2002年 第87回院展奨励賞 
2003年 第58回春の院展奨励賞
2003年 第88回院展奨励賞
2004年 第59回春の院展奨励賞
2004年 第89回院展奨励賞
2005年 第90回院展日本美術院賞(大観賞)
2006年 第91回院展奨励賞
2007年 第92回院展奨励賞
2008年 第63回春の院展春季展賞
2008年 第93回院展奨励賞
現在、院展特待

村岡 貴美男(むらおか きみお)氏は、1966年5月12日に京都府で生まれた日本画家です。東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業後、同大学大学院美術研究科日本画修士課程を修了し、さらに博士後期課程を満期退学されました。
日本美術院

在学中から才能を発揮し、1997年の再興第82回日本美術院展覧会(院展)に初入選。その後も数々の受賞歴があり、2005年には第24回日本美術院奨学金を受賞、2009年には第5回春の足立美術館賞を受賞しています。2014年には日本美術院同人に推挙され、現在は女子美術大学の教授として後進の指導にもあたっています。
日本美術院

村岡氏の作品は、伝統的な日本画の技法に加え、西洋絵画の持つ霊性やイコン(聖像画)の要素を取り入れ、古色を帯びた独特の画面を創り出しています。これにより、自然や人物に宿る様々な「気配」を表現し、観る者の心情が投影されるような独創的な作風が特徴です。
如月美術

2020年には、再興第105回院展において作品『深淵』で文部科学大臣賞を受賞し、翌年の再興第106回院展では『循環』で内閣総理大臣賞を受賞するなど、近年も精力的に活動を続けています。
日本美術院

また、2021年には初の作品集『秘儀荘』を刊行し、2006年から2020年にかけての個展で発表された作品116点を収録しています。