並木功なみきいさお

時代 昭和31年〜
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 現代日本画家
プロフィール 師 球子
長野県出身。

並木 功(なみき いさお)氏は、1956年に長野県佐久市下平尾で生まれた日本画家です。愛知県立芸術大学日本画科を卒業し、片岡球子氏に師事しました。1985年、第41回春の院展に「宵」という作品で初入選を果たし、以降、院展を中心に活動を続けています。
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1992年には、北野美術館大賞展で「焼岳」という作品が大賞を受賞しました。また、2010年4月からは佐久市立近代美術館の館長に就任し、地域の美術振興にも貢献しています。
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並木氏の作品は、アイヌや中南米の人々、バレエダンサーなど多彩な人物像や、信州の豊かな自然を描いた風景画が特徴です。特に、南米のインディオの子どもたちを描いた作品は、彼が現地を取材し、その文化や人々に深く触れた経験から生まれています。
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2022年9月17日から11月6日まで、佐久市立近代美術館 油井一二記念館で「並木功展 一期一会」が開催され、高校時代から現在に至るまでの作品が展示されました。この展覧会では、彼の40年以上にわたる画業を振り返り、人々や風景との出会いを大切にしてきた軌跡が紹介されました。

並木氏は、絵画制作の傍ら、自家製の味噌作りやスモーク料理、ダッチオーブンを使った料理など、多彩な趣味を持ち、その創作意欲は多方面にわたっています。
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彼の作品は、オークションなどでも取引されており、「浅間山」や「花菖蒲」などの作品が出品されています。これらの作品は、彼の繊細な描写と豊かな色彩感覚を示しています。

並木 功氏は、地域の美術界において重要な役割を果たし、その多彩な作品と活動を通じて、多くの人々に感動を与え続けています。