野々内宏ののうちひろし

時代 昭和13年〜
標準発表価格 102,000 円
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 現代日本画家・院展系
プロフィール 師 敏男
京都府出身。

野々内 宏(ののうち ひろし)氏は、1938年に京都府で生まれた日本画家です。父は日本画家の野々内保太郎氏で、兄の野々内良樹氏も日本画家という芸術一家に育ちました。1956年に京都市立日吉ケ丘高等学校図案科を卒業後、松尾敏男氏に師事し、日本画の技法を学びました。

1972年、春の院展に初入選し、その後も9回の入選を果たしました。また、第57回院展にも入選し、以降9回の入選歴があります。さらに、京展や京都日本画展、セントラル大賞展などにも入選し、その実力が高く評価されています。現在は、日本美術院の院友として活動されています。

野々内氏の作品は、主に花鳥画が中心で、繊細な筆致と豊かな色彩で知られています。代表作には「鸚哥(インコ)」「瑠璃鶲(ルリビタキ)」「常鶲(ジョウビタキ)」などがあり、これらの作品はギャラリー田辺や内田画廊などで取り扱われています。

彼の作品は、オークションなどでも取引されており、多くの人々に親しまれています。その独特の世界観と技法は、多くの鑑賞者に深い印象を与えています。