黒澤正くろさわただし

時代 昭和13年〜
標準発表価格 108,000 円
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 現代日本画家・院展系
プロフィール 師 忠一
1938年 埼玉県出身
1998年 第83回院展奨励賞
1999年 第84回院展奨励賞
2004年 第59回春の院展奨励賞
現在、院展特待
師 忠一

黒澤 正(くろさわ ただし)氏は、1938年に埼玉県秩父郡両神村(現・小鹿野町)に生まれた日本画家です。1962年に東京芸術大学美術学部日本画科を卒業し、前田青邨、岩橋英遠、平山郁夫らの指導を受けました。1972年から今野忠一氏に師事し、第57回日展で「鷺山」が初入選を果たしました。
埼玉画廊 | SAITAMA GALLERY

その後も数々の展覧会で入選を重ね、1993年には第48回春の院展で「春待ち」が外務省に買い上げられました。1995年には第80回院展に「潮騒」を出品し、日本美術院特待に任命されました。また、埼玉県文化奨励賞や川口市芸術奨励賞など、多くの賞を受賞しています。
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黒澤氏の作品は、静物画や人物画を中心に、静かな魅力と深い精神性を持つと評価されています。また、日本美術院や埼玉県展で後進の育成にも力を注いでおり、川口市美術家協会の会長を務めるなど、地域の文化振興にも貢献しています。
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主な作品には「冬牡丹」や「鉄仙花」などがあり、これらはオークションなどで取引されることもあります。また、古稀を記念した作品集も出版されています。

現在も埼玉県を拠点に創作活動を続けており、その作品は多くの人々に親しまれています。