渡辺安友わたなべやすとも

カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 現代日本画家
プロフィール 師 千靭

渡辺 安友(わたなべ やすとも、1916年 - 2001年)は、栃木県石橋町(現・下野市)出身の日本画家です。旧制・石橋中学(現・栃木県立石橋高校)を卒業後、東京美術学校(現・東京藝術大学)師範科に入学し、日本画家の川崎小虎に師事しました。在学中から優れた色彩感覚を発揮し、1940年には大胆な色使いと色面構成による作品を制作しています。

1943年、第6回新文展に初入選し、戦後は日本美術院に活動の場を移し、郷倉千靭の門下となりました。1950年の第35回院展で初入選を果たし、その後も毎年入選を重ねました。

渡辺の画業は大きく三つの時期に分けられます。初期は鮮やかな色面構成による詩情豊かな作品、中期は抑えた色調の構成的作品と物語性に富んだ色彩豊かな作品が並存し、後期には海を主題とし、金や銀を用いた新たな色彩表現に挑戦しました。

彼の代表作の一つに「反照」があり、さくら市ミュージアム-荒井寛方記念館-に収蔵されています。また、2006年には宇都宮美術館で「渡辺安友展」が開催され、彼の画業が紹介されました。

渡辺の作品は、繊細な筆致と豊かな色彩で自然や風景を描き、多くの人々に親しまれています。その独特の作風と技法は、多くの美術愛好家から高く評価されています。