伊藤嘉晃いとうかこう

時代 昭和14年〜
標準発表価格 119,000 円
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 現代日本画家・院展系
プロフィール 師匠 千靭・忠一
三重県出身。


伊藤 嘉晃(いとう かこう)氏は、三重県出身の日本画家で、郷倉千靭氏に師事されました。彼の代表作の一つに「淡墨桜」があり、これは岐阜県本巣市にある樹齢1500年以上の天然記念物「淡墨桜」を描いた作品です。この桜は、つぼみの時は薄いピンク、満開時には白、そして散り際には淡い墨色に変化することで知られています。伊藤氏は半世紀にわたりこの桜を描き続け、1988年には180号の日本画をシンシナティ市立美術館に寄贈されました。その原画を基にリトグラフ版画も制作されています。

彼の作品は、繊細な筆致と豊かな色彩で自然の美しさを表現しており、多くの人々に親しまれています。特に「淡墨桜」を題材とした作品は、国内外で高く評価されています。