市丸節子いちまるせつこ
時代 | 1928年〜(昭和3年) |
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標準発表価格 | 215,000 円 |
カテゴリー | 掛け軸,絵画、書画 |
作品種別 | 現代日本画家 |
プロフィール | 市丸節子(いちまる・せつこ) 1928年 佐賀県出身 1982年 第14回日展特選 1988年 第20回日展特選 師 深水・元宋 市丸 節子(いちまる せつこ)さんは、1928年に佐賀県で生まれた日本画家です。30代半ばで美人画の大家・伊東深水氏に師事し、鎌倉のアトリエで10年間内弟子として修行を積みました。その後、伊東氏の逝去後は奥田元宋氏に師事しています。 1965年に日展に初入選し、1982年には日展特選を受賞するなど、数々の展覧会で高い評価を得ました。彼女の作品は、伝統的な日本画の技法を基盤としつつ、独自の感性で女性像や花鳥画を描いており、多くの人々に親しまれています。 90歳を迎える直前には、青梅市の宗徳寺の襖絵制作に取り組むなど、精力的に創作活動を続けておられました。また、2018年には福生市役所に華道家・安達曈子氏を描いた『椿』を寄贈されています。 市丸さんの作品は、歌舞伎座公演のプログラム表紙を飾るなど、広く知られています。彼女の生涯にわたる創作意欲と情熱は、多くの人々に感動を与え続けています。 |